配管や設備は北側に集中し、蔵のような重みを持たせつつ、すっきりとしたデザインに。
できる限り、無駄を無くし、限られた土地の中で最大限に広い家を作るため、ほぼ四角の構造になっています。
その中で和風モダンな外観に仕上げるため、一階は黒い石の外壁を使用。一階に重い色を持ってくることで、頑丈で安定した印象を与えます。
使用した外壁『和ボーダー』は縦に施工すると、外壁の繋ぎ目がわかりにくくなるため、とても綺麗に仕上がります。
外壁は無機質な石の壁を使用したので、軒天には天然の檜を張り、優しく暖かみのある印象を与えます。天然木なので、月日が立つごとに日焼けし、色の変化を楽しめます。檜は節のない綺麗なものを使用し、木の美しさを強調します。
太陽光発電パネルを最大限に生かすため、南向きの片流れ屋根に。日照時間のほぼ全ての時間で南からの太陽光を受け止めることができるので、毎月売電で利益を生み出します。
この売電利益だけで電気代、水道代がまかなえます。
人通りが多い道路の西側と、玄関がある南側は、配管などが見えないように設計し、すっきりとした印象を。
エアコンの室外機も、駒寄せ(犬矢来)などで隠せるようになっています。
配管などは、ほぼすべて影になる東側と北側に集中させています。
夜でも庭で作業などができるように、軒下にはLEDライトを設置。のんびりと夜の庭を眺めるのもいいですね。