倒壊の危険があるブロック塀をアルミフェンスに変更し安全性を向上|三重県伊勢市河崎
内部の鉄筋が切れた古いブロック塀は、地震や強風時に倒壊する危険性が非常に高いです。建築基準法に準拠した強固な基礎を新設し、軽量で耐久性の高いアルミフェンスへとリフォームを実施しました。
施工の概要
三重県伊勢市河崎の神社における、ブロック塀のリフォーム事例です。既存の塀は建築基準法改正前の古いもので、内部の鉄筋が切れており、倒壊の危険性が指摘されていました。安全確保のため、古い塀を撤去し、現行基準に適合する強固なコンクリート基礎を打設。その上に軽量なアルミフェンスを施工することで、地域の安全と建物の耐久性を向上させました。
- 施工場所:三重県伊勢市河崎
- 工事内容:ブロック塀の撤去、コンクリート基礎打設、アルミフェンスの設置
- 主な工法:ブロック塀解体、鉄筋挿入、基礎コンクリート打設、アルミフェンス施工
- 対策:耐震性向上、倒壊危険の解消、安全性確保
- 施工期間:20日
- 築年数:不明(旧基準の塀)
施工前と施工後の様子
危険なブロック塀を撤去し、安全性の高いアルミフェンスへリフォームするまでの流れをご紹介します。
建築基準法が変わる前のブロック塀。現行の基準では高さに問題があり、さらに内部の鉄筋が切れているため、アルミフェンスにリフォームします。
古いブロック塀を撤去し、新しい基礎を打つために鉄筋を施工します。根が張っていたため、木の根を切るのが大変な作業でした。
コンクリートを流し込み、新しいフェンスを支える強固な基礎を打ちます。
基礎の立ち上がり部分に型枠を施工し、コンクリートを流し込み打設します。
型枠をはずし、現行基準に適合したアルミフェンスを設置したら完了です。安全性が確保されました。
お客様の声
いつもお世話になっております。ブロック塀の倒壊があると聞いて、すぐに依頼をお願いしました。神社の管理を安心してお任せしております。ありがとうございます。
三重県伊勢市河崎・T様
よくあるご質問(Q&A)
- Q. ブロック塀の倒壊の危険性はどのように判断できますか?
- A. 建築基準法が改正される前の古いブロック塀は、現行の基準を満たしていない可能性が高いです。特に、高さが1.2mを超えるもの、控え壁がないもの、目視でひび割れや傾きが見られるもの、内部の鉄筋が露出・破断しているものは危険性が高いです。専門家による耐震診断を受けることをお勧めします。
- Q. ブロック塀からアルミフェンスへのリフォームにかかる期間はどれくらいですか?
- A. 本事例のように、ブロック塀の撤去から新しい基礎の打設、フェンス設置まで含めると、コンクリートの養生期間が必要となるため、**約20日**(実作業日数は短縮可能)が目安です。塀の長さや敷地の状況、天候によって期間は変動します。
- Q. アルミフェンスはブロック塀に比べて安全ですか?
- A. はい、安全性が大幅に向上します。アルミフェンスは非常に軽量で、強固に打設された基礎の上に設置されるため、地震や強風による倒壊のリスクが極めて低いです。また、通風性も良いため風圧を受けにくい構造になっています。

いつもご贔屓にしていただき、誠にありがとうございます。古いブロック塀の安全対策は急を要する重要な工事です。今回は内部の鉄筋破断という危険な状況でしたので、迅速に対応させていただきました。強固な基礎と軽量なアルミフェンスの組み合わせにより、今後も長く安心していただける安全な境界を実現できました。また何かお困りごとがございましたら、すぐにご連絡ください。