トラックの積載部分と接触した鉄骨屋根の修理|三重県津市
板金加工による雨漏り対策が必要な鉄骨屋根の修理事例です。
施工の概要
会社倉庫とトラックが接触し、鉄骨屋根の角部分が破損した修理事例です。屋根の角は雨水の侵入に弱いため、板金加工による早急な修理が必要でした。
- 施工場所:三重県津市
- 工事内容:鉄骨屋根修理
- 主な工法:下地材張替え、外壁張替え、板金加工
- 施工期間:1日
施工前と施工後の様子
トラックとの接触により破損した鉄骨屋根の修理前後の様子です。雨漏りを防ぐための板金加工にご注目ください。
トラックと接触した屋根の角部分です。ぱっと見た感じ、そこまで酷そうには見えませんが、外壁を剥がすとかなりダメージをうけています。少しでも隙間が空くと雨が入り、そこから建物全体の強度が落ちていきます。
屋根の破損した部分をきれいに取り除きます。歪んでいる鉄骨は溶接加工せずに隠せそうなので、このまま修理します。
水切りは正確な寸法を測り、板金加工を依頼します。ぴったりとハマりました。
下地材と外壁を張り、板金加工を行い施工完了です。施工後、雨が降ってきたので間に合ってよかったと思います。※外壁材の色が廃盤でしたので、近い色を施工しています。
お客様の声
突然のトラックとの接触というトラブルで、鉄骨屋根が破損してしまいましたが、早急に対応していただき、本当にありがとうございました。迅速な対応に大変感謝しております。
三重県津市・P様
よくあるご質問(Q&A)
- Q. 車両接触による建物の破損は、どのような保険が適用されますか?
- A. 車両(トラックなど)の接触事故による建物の破損は、原則として火災保険ではなく、車両側の「対物賠償責任保険」が適用されます。お客様ご自身の加入している火災保険の「物体の衝突」特約が適用される場合もありますが、まずは加害者側の保険会社に対応してもらうのが一般的です。保険の適用についてもサポートいたします。
- Q. 鉄骨造の建物の角部分が破損した場合、なぜ早急な修理が必要ですか?
- A. 鉄骨造の建物では、特に角部分の破損は雨水の侵入経路となりやすく、屋根と壁の隙間から水が入ると、建物の構造体を形成する鉄骨そのものが錆びてしまい、建物の耐久性や強度が大幅に低下します。また、雨漏りが発生し、内部の設備や商品に損害が及ぶ危険があるため、早急な防水処理が必要です。
- Q. 板金加工とは、具体的にどのような作業ですか?
- A. 板金加工とは、金属板を建物の形状やサイズに合わせて切断・曲げ加工し、雨水の浸入を防ぐための部材(水切りなど)を作成・設置する作業です。今回の事例では、屋根と外壁の接合部を水切り板金で覆うことで、破損した部分からの雨漏りを完全に防ぐ防水対策として実施しました。

この度は、トラック接触による鉄骨屋根の修理をご依頼いただき、誠にありがとうございました。雨雲が迫っておりましたので、迅速な対応を心がけ、屋根工事が無事完了して安心しております。
修理以外にも、屋根や建物に関するご要望がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。今後ともよろしくお願いいたします。修理のご依頼、誠にありがとうございました。